【徹底解説】犬に嫌われる人の4つの特徴|好かれるようになるために

 皆さんは、

  • 犬を触ろうとするとやけに吠えられる
  • 逃げられてなかなか触らせてもらえない
  • 友人の方ばかりに犬がなつく

といったような経験はあるだろうか。

このような経験で苦い思いをした人も、少なくはないのではないかと思う。

実は、犬に好かれる人とそうでない人には明確な違いがあるのだ

ここでは、その違いについて分かりやすく説明していくので、是非皆さんにも犬に好かれる体質になっていただきたい。(その方が、犬にとっても良いのだ……)

①犬の嫌がる箇所を触らない

画像:雪に刺さったボクの愛犬ビオラさん

 具体的犬が嫌がる箇所は画像の通りだが、文字に起こすと

耳、鼻、尻尾、足といった体の先端部分」である。

 ではなぜ犬は先端部分を嫌がるのか。

 それは触覚が特に優れている部位であるから、という理由に加えて、犬同士のケンカで狙われてしまう部位だからである。犬のケンカや小競り合いを見たことがある人ならばピンとくるかもしれないが、尻尾や耳にかみついたり、鼻にパンチをするのは、犬喧嘩の常套手段なのだ。

特に、犬にとっては聴覚や嗅覚は、人にとっての視覚以上に重要なものである。

 ここで、人間と犬の五感の違いを書いておく。

・視覚

 人の視力を1.0とすると、犬は0.3程度である。さらに、犬は色を「青、黄、紫」しか判別できない。おもちゃは、灰色の濃淡にしか見えない赤や黄色は喜ばれないかもしれない。

そのかわり、犬はテレビがコマ送りに見えるほどの動体視力をもっているのだ。

・聴覚

 人間とは聞くことができる周波数の幅が全く違う。具体的には

人→16~20,000Hz

犬→65~50,000Hz

犬は高音域を感じやすいのである。救急車やパトカーに吠える犬など、よく見る光景ではないだろうか。

さらに、人が16方向の音しか聞き分けられないのに対して、犬は32方向まで聞き分けられる。

・味覚

 犬の味覚は、一般的には人間の1/5と言われている。特に塩味には鈍感で、殆ど感じないことが知られている。

肉を食べることで自然と塩分を摂れたので、他で摂る必要がなかった、というのがそのルーツである。

犬が最も感じる味は甘味。果物の果糖やよくある糖類だけでなく、肉のアミノ酸にもしっかりと甘味をかんじるのだ。

次に酸味。これは腐敗が進んだ食べ物が安全かどうか判断するためである。レモンなどの強い酸味は嫌うようである。

最後に苦味。自然界で苦味を出すものは毒持っている事が多く、犬が最も嫌う味覚となっている。しつけ用のスプレーによく使われていたりする。

・触覚

 犬は、あまり「痛い」という態度を表に出すことが少ないことから、ひと昔前までは「犬は痛点が少ないから、痛みを感じにくい」なんてことも言われていたが、最近では我慢しているだけということが分かっている。我慢している理由としては、自然界では犬は群れで暮らしており、弱った隙を見せると群れでの地位が脅かされてしまう、そんな遺伝子に刷り込まれた記憶をいまだに持っているからである。

 触覚が優れている部位としては、先ほど挙げた通り、「足先,肉球,鼻回り,肉球,尻尾」である。

 最後に、犬の髭について。「犬の髭は猫のそれと違ってお飾りだ!」なんていう人がいる。確かに、猫の髭のように髭そのものに神経が通っているわけではないが、根本が神経につながっているので、犬にとっては空間や空気の流れを感じる重要な器官なのである。

・嗅覚

 犬の嗅覚は一般的に、人の100万~1億倍といわれている。

これは、ニオイの強さではなく、嗅ぎ分ける能力がすごい、ということである。

範囲は1M~3Mが得意分野ある。

勿論、犬にも嫌いな臭いというものがあり、

ワサビやトウガラシなどの刺激臭

アルコール

タバコ

香水や芳香剤等、科学的な臭い

柑橘類

等の人工的な臭いを嫌う。

②いきなり距離を詰めない

 犬は、予測ができないものや、早く動くものに警戒心を抱く。

  • 子供
  • 落ち着いていない人
  • 車いすやセグウェイ等、人工物に乗った人
  • 棒状の物を持っている人

など、動きが予測できず、自分に危害が加わる可能性があるものを本能的に見抜くことができる。また、目を見ることができないサングラスをかけた人や、これは犬によるかもしれないが、仕事に追われて早く動く必要のある配達員等の作業服を着た人も嫌われる傾向がある。

つまり、犬にとっては「安全」と判断できた人間以外は自分に近づいて欲しくないわけだ。

では、結局どのように振舞えばいいのか。

→見知らない犬に接するときは、手の甲を見せ、一定の距離を保って犬が興味をもって近づいてきてくれるのを待つのが得策である。

 犬がただ好きでついついすぐに近づいてしまう人は、逆に嫌われてしまうということもしばしば。

③犬に恐怖心を持っている

 犬には、人の緊張が伝わってしまう。

つまり、犬に恐怖心→緊張→犬も緊張→犬が警戒

という図式が成り立ってしまうのだ。

英リヴァプール大学の研究では、チェシャー州にて、性格診断テストやその犬に面識があったか等の質問事項を1200世帯に郵送で送った。その結果、600世帯程から返信があり、犬に噛まれたことのある人は全体の4分の1弱(噛まれた回数は301回)。そのうち病院で手当てを受けた人は3分の1、入院はわずか1回であるという結果が出た。

さらに、この研究では、一番感情が安定している段階を7、不安定な段階を1として、段階一つ減るごとに犬に噛まれるリスクが33%も上昇することが分かった。

自分の子を心優しい大人に育てようと思うのなら、青年期に動物と触れ合わせるのが効果的である。そのためには幼少期に動物への耐性をつけておくのは非常に効果的であるのかもしれない。

④嫌いな臭いがする

 ①の「嗅覚」の項目でも説明した通り、犬は酒、タバコ、香水などの化学製品等の人工物の臭いを主に嫌う傾向にある。それらを好む人が嫌われるのは必然なのだ。

まとめ

 基本的に、見ず知らずの犬の頭を触るのもやめておくべきかもしれない。飼い主が触るぶんには愛情表現と受け取ってくれるみたいだが……。それも、本当は嫌だが、我慢しているらしい。相手の頭に手を乗せるのは、自分が格上と示す行為だとか。

犬も人間と同じ。見ず知らずの犬に無礼なことをするのは、全くの他人にいきなりタメ口で話しかける行為に等しいのだ。(いますよね、そういう人……)

犬にも礼儀をもって接すると、自然と好感を持たれるわけである。

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